ロナルド・ロス先生について

かみ合わせ治療を生み出したロナルド・ロス先生とは

ロナルド・ロス先生の足跡

ロナルド・ロス先生はアメリカ、シカゴにあるロヨラ大学の歯学部矯正学科に入り、ジャラバック先生の指導で矯正医としての第一歩を踏み出されました。アシスタントとして治療に携っていたロス先生は、ある学会で症例の展示をして非常に高い評価を受けます。しかし誉められる一方で、ロス先生には疑念がありました。
治療後の患者さんの表情は治療前よりも悪くなっていたのです。当時の矯正の常識からいえば規格どおりにできていたのですが、それは今から考えれば、患者にとって快適とは言い難いものでした。
これが契機となり、100年もの歴史ある固定式装置を使った矯正学は、ロス先生によって一大転換期を迎えるのです。

ロス先生は矯正治療を行うからには、機能面も見た目も整って欲しいと考えました。
ずれなくきれいに歯列を整え、その美しい状態を治療直後だけでなく、その後もずっと維持できるようであって欲しい。

目標を定めたロス先生は患者さんのために機能を整える技術と理念、かみ合わせ治療という矯正治療そのものの改革を打ち立てました。形態中心の矯正学に顎機能という、患者さんのための大切な要素を取り入れた臨床家ともいえます。

ロナルド・ロス先生を知ったきっかけ

15年ほど前、日本矯正歯科学会の学会で、現在ロススタディクラブ・ジャパン代表を務めておられる池田先生の発表を見たのが最初でした。
総入れ歯のようにきれいな歯並び、かみ合わせの人のスライドが流れていて、代官山ですごい人がすごいことをやってるんだな、というイメージしかありませんでした。
当時私は広島大学の大学院であごの関節の勉強をしていましたが、矯正の勉強をしてある程度限界がわかってきて、後戻りやかみ合わせがずれるといった問題に直面していた時、池田先生のセミナーがあるから行ったほうがいいと勧められました。
大学の医局にロス先生の著書が置いてあったこともきっかけとなり、池田先生のセミナーに申し込んで参加したのが始まりです。

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ドクターと患者さんの間の言葉だけでは足りない部分を「見える化」し、お互いの言葉を理解しあえる絆を与えてくれる、そこがかみ合わせ治療の素晴らしいところです。これからもロス先生のやり方、かみ合わせ治療を広めていきたいと考えています。歯並びでお悩みを抱えていらしたり、矯正をお考えの方はどうぞお気軽にご来院下さい。